喜びの連鎖

約3週間の会期。最後の週末を迎えました。

長いようで、びっくりする程あっという間！

でも、１日１日が幸せで、濃厚で、かけがえのない日々でした。

通常、作品展というと1〜2週間の会期ながら、今回3週間にもわたってゆっくり・まったり展示をさせていただけたことは、大変幸運でした。

おかげで沢山の方々にご覧いただけましたし、数えきれない程の嬉しい出会い・瞬間にも立ち会うことができました。

作品たちもおかげさまで、ご縁のあった素敵な方々のもとへそれぞれ巣立っていき、新たな家族・仲間として楽しく過ごしているようです。

色んな個性を持った人形たちのように、それぞれの持ち主さまとの出会いや、手にされた方の想いも様々で、素敵なストーリーがありました。（本が書けそうなくらい！）

そのお話を伺うたび、私自身もとても幸せな気持ちになりました。

見に来てくださった皆さま、作品を手に取ってくださった皆さまへ、心から感謝の気持ちをお送りしたいです！

とびっきり優しくて、温かい心を持った方々。初めてお会いした方々も、なんだか昔から知っているような気がして…

心地よく、楽しい時間でした。

ここしばらく、人と会ってはならない・話してはならない・距離を置きなさい、と言われ続けた異常事態ではありましたが…

やっぱり人と会うこと・話すことって、楽しいし、嬉しい。

本能だとも思いました。

直接顔を合わせて話し、笑い合えること。

同じ時間を楽しく共有できること。

今まで何の気なく当たり前にしてきたことが、実は奇跡に満ちていて、この上なく有り難いことなのだと、改めて実感しました。

今回の展示をさせて頂いたgururiさん、ご縁を繋いでくださったお隣の三清洞さん。そして、足を運んで下さったご縁ある全ての皆さま。

みなさんお一人お一人の存在が無ければ、今は無かったと思っています。

作品も、見て手にとって楽しんでくださる方がいるからこそ、楽しく制作に取り組む事ができます。

皆さんの存在と温かいお言葉、そして笑顔に支えられ、走り切った会期でした。

明日は最終日。

これまでの会期を振り返りながら、一瞬一瞬を大切に、そっと抱き寄せるようにして、いまこの時を感じたいと思います。

長年仲良くしてくれている大好きな友人が、お花を持って展示を見に来てくれました。

見に来てくれるだけで、会えただけで感激なのに…(;_;)

素敵な方々とのご縁に恵まれていて、幸せです。

本当に本当に、ありがとう！